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2024年9月6日金曜日

育てるということ

 「育てる」ということは時間がかかります。指導するうえで「我慢すること、寛容であること」と「生徒の可能性を信じ続けること」が大切です。

小学4年生からギターを始めたRくん(中2)を指導していてその考えは正しかったのだと最近感じています。ギターを好きだという気持ちはいつも伝わってきましたが成長スピードは速くはありませんでした。練習不足を感じることもありましたが、絶対に頭ごなしに怒ったりはしませんでした。レッスンでは一緒に練習するような感じで丁寧に、丁寧に取り組んできました。先生の本気と情熱を伝え続けました。 必ずこの子はできるようになる、必ずやる気になるときがくる、と信じ続けました。 ここ1年ほどで急に成長曲線がぐーんと上に上がり始めました。レッスンでの目の色が違います。練習をよくやってきてくれ、やる気に満ち溢れています。今まさに現在進行形で伸びています。昨日のレッスンでは「ギターの楽しさがわかってきたでしょ、伝わってくるよ」と言うと「はい、楽しいです」という嬉しい言葉が聞けました。

こういった経験から講師としても生徒から学ばせてもらっているのだと強く感じています。

これからも情熱をもって本気で生徒たちと接していきたいと思っています。生徒たちの成長は私の喜びでもあるから。できなくても、やる気が出なくても励まし続けたい。

「できるよ、できるようになるよ」


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