レッスン中の集中力を持続させるためにはどうしたらいいのでしょうか。
子どもの生徒さんの場合は
気が散るのにはパッと思いつくところ3つの原因が考えられると思います。
1 飽きてしまっているから
目や体の動きを見ると飽きてきてるのがわかります。
もちろん我慢して1つのことに取り組むことは大切なのですが
こちらとしても工夫が必要だと考えます。
バリエーションを増やすことです。
1つのことを他のアプローチで取り組む。
子どもギターで言えば、直近のレッスンでは集中力が限界にきたな、と思ったとき
ト音記号の書き方をやってみよう! ということで
「みんなのオルガン・ピアノの本 ワークブック1」
を使ってト音記号を書いてみました。楽しそうに取り組んでました。
ギターコースでもギター・ピアノ教室のメリットを生かしピアノの教材もときには使います。 子どもの音楽教育に関しての教材が豊富です。
2 レッスン室環境
レッスン室の物の配置の仕方で気が散る要素がないか考えます。これはすごく難しい。
多くの子どもたちは身近にあるもの全てに関心があるのでそれを全て排除することは
不可能だし、疑問をもつことは良いことでもあるので。
しかしレッスンと関係のないことに気が散ることは避けたいものです。
ギターレッスンの場合は
待合用のソファにはギターケースを置いてギター置き場として認識してもらいます。「何でソファがあるの?僕 わたし 寝たい!!」
こうきたらここはギターさんの座るところなんだよっ と言う答えを想定してます。
3 疲れてる
レッスンの前に遊んできたり、塾や学校の勉強で そもそもレッスンに来る前から疲れてしまっている場合です。 このとき絶対に頭ごなしに叱ってはいけません。
ピアノの先生が言うには まず話を聞いてあげるのだそう。
そしてピアノに向かう。 すると、いくらか頑張ることができるとのこと。
我々 大人だって疲れていたら良い仕事はできませんね。 しかしやらなければいけないとき
その中でベストを尽くすわけです。
30分というレッスン時間があったら体調が良いときに比べたら疲れているときは
成果が上がらないのは当然かもしれない。
だけれどもその中で何か1つでもいいので得てほしいと思うし、得ることができると
我々は考えています。
これは30年以上前から言われていることですが子どもたちの置かれた環境は変化してます。スマホを持っていたり、習い事はたくさん、学校でも必修とされる項目が増えてきています、英語、プログラミング、ダンス⁇…etc
疲れるのは当たり前です。
じゃあその中で我々講師がいかにベストを尽くさねばならないのかということを考えねばなりません。
ギターコース 大手文明 記
0 件のコメント:
コメントを投稿