教育の現場で3ヶ月近くに及んだ小中学校の長期休校が子どもたちの心身に少なからず影響を与えているとの記事を目にした。
その記事によると算数や国語の授業などで、後半になると椅子にもたれかかったり、足を開いたり集中力が持続しない子どもが目立っているという。
新聞の記事だったりはあまり鵜呑みにしない方だが小中学校の現場では実際どうなのだろうか⁉︎興味を持って記事を読んだ。
教室で、子どもの生徒さんたちを見ていると仕草や言葉などから心の中がよく見える。
子どもの場合は特に気を遣わないといけない。頭ごなしに叱りつけるようなことは私たちは絶対にしない。家庭内や学校ではないので生活指導はできないが、子どもたちの言葉によく耳を傾けることは大切だと思っている。言葉で言うのは簡単だが寄り添ってコミュニケーションをしっかりと取りながら自然とやる気を起こさせるようにしなくては。
今年はファミリー発表会という家族単位の分散型発表会を行なったがこれは本当にやってよかったと思っている。客観的に見ればこの取り組みは教室にとっては守りに入ればやらなくてもよいという選択肢だってあったはずだ。
ゼロリスクはない。
だがそれ以上に今、この発表会をやって良かったとレッスンをしながら講師たちは皆感じているはずだ。
子どもたちが目標に向かって何か成し遂げた経験は宝だと思っている。講師たちからは子どもたちの話をよく聞いている。どうだった?と。そうすると皆よく頑張っている、レッスンに意欲的だという答えが返ってくるようになっている。
私は音楽を通じて集中力や豊かな心を養うことができると考えている。このような厳しい情勢の中で何か力になれないものかと常々思っている。
代表 大手文明
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