コロナ禍のため長く教室を休んでいたNさんが教室に復帰してから2回目のレッスン。ソルの月光をレッスン。まずは正確に楽譜に書かれている通りに弾けているかの確認です。いくつか音を間違えていたのでそこを修正。Bmのコードをアルペジオしながら弾くのですがベースラインの音、P指(親指)で弾くところで弾く弦を間違えがちになります。これはけっこう多く見られるケースで6本の弦があって楽譜を読みながら弾いていると途中でどの弦を弾いたらよいのか混乱してしまいがちなのです。大切なことは単純化することです。右と左を分けて練習します。左手を押さえず開放弦でアルペジオパターンをやってみるのもありです。
もう一つは読譜と運指の問題です。ギターにおいては同じ音が出る箇所が複数あるのでどことどこが同じ音が出るのかを曲から切り離して学んでいくアプローチもおすすめしました。7〜12フレットあたりの音というのは案外すぐに音が取れなかったりするものです。意識してやっていくことで読譜のスピードも上がっていきます。
小5のRくんのレッスン。基礎の練習、左手がばたつかないように毎回レッスンの初めに左手のエクササイズを一緒にやっています。かなりしつこく長くやってきた成果が出てきています。曲はスメタナのモルダウをやっていてようやくこの曲で要求される水準を超えてきたので合格として、次のメヌエットに入りました。よく練習してきたのが伝わってきました。この子はギターが好きなんだなと感じますね。これから6年生そして中学、高校… ずっとギターを好きで楽しんでいけるようにしてあげたいので基礎を疎かにせず焦らずじっくりと育てるという方針でやっています。本人もレッスンで良い目をしています。期待してます。
明日から水曜まではピアノコースのレッスン日です。よろしくお願いいたします。
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