2023年6月15日木曜日

教室のポリシー


 おはようございます!梅雨に入り洗濯物を外干しにできない日々が続いています。湿度が高くじめじめとしています。そんななかでも雨上がりの木々の香りが心地よい季節でもあります。

さて、今日は最近感じていることを書きたいと思います。教室をやってきて7年目に入ります。最初は全てをお客様ベースで考える、柔軟にお客様に合わせて「何でもいいですよ、対応しますから遠慮なく言ってください」というようなスタンスでやってきました。極端に書けば、自分たちは身を削ることがサービスを提供する側のあるべき姿なのかとまで思いました。しかし何年もやっていると率直に申し上げて私たちの常識では考えられないような信じられないようなご要望や出来事というものが出てきます。最初はお客様の良心を信じてやってきたところがあるのですが、積み重なっていくに従い、やはりサービスを提供する側としてしっかりと「伝えなくてはいけないこと」を伝えてないこちら側の責任というものを感じるようになったのです。あまり好きな言葉ではないですがルール・規約をお伝えするということです。ブログのタイトルにもあるように「教室のポリシー」を伝えるということの重要性をより感じるようになっています。それを伝えることのメリットはサービスを受けるお客様と我々のミスマッチを減らすことができるということです。ミスマッチが起きることは幸せではありません。指導する側、指導を受ける側(親御さま) 双方にフラストレーションが積もってしまいお互いにとってよくありません。「何でもいいですよー」では芯がない、言葉を悪く言えば無責任なのです。私ならば理念のない教室に魅力など感じません。

「当教室はこういう教室で、こんなことを大切に指導しています。」

アイデンティティを示すのです。

そうすることでそこに共感していただけた方が教室に集まってくださるようになると思うのです。この教室はちゃんとしたポリシーを持っているな、だから「学びに行きたい、学びに行かせたい」そう思っていただけるような教室でありたいのです。今まで大切にしてきた優しさ・思いやり・気遣いは変わらず、私たちのポリシーもお伝えしていくなかで来ていただける方々により満足していただける教室を目指します。

スマートフォン一つあれば何でも叶う、ポチッとワンプッシュで何でも思う通りに動かせる、人と会わずに何でもすぐ決められる

それは幻想だと思います。少なくとも当教室では面と向かったコミュニケーションを大切にしていきます。音楽・楽器を通じた「人間らしさ、感情の成長」を目標に。心熱く。

代表 大手文明


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