2024年8月3日土曜日

指導する際に意識していること

 最近指導する際に意識していることは「観察力」と「空気を読みすぎないこと」です。

指導する前に大雑把ではあるのですが必ず私たちはレッスンプランを立てています。しかし生徒さんの練習量や体調(子どもの場合はなんだか機嫌が悪いこともある)などによってプランとおりにいかないこともあります。特に子どもの生徒さんの場合は振れ幅が大きいため柔軟な対応が求められることが多いです。それからレッスンをしていてスムーズにいくと思っていたところもやってみたら、つまずいてしまうこともあります。そのときアドリブで練習方法など解決策を提案する力が大切になってきます。

状況に応じて一回のレッスンでつめこみすぎないことも大切なのですが、一方であまり空気を読み過ぎて生徒さんに合わせすぎるのもよくないと思っています。時には筋トレのパーソナルトレーナーさんのごとく、生徒さんの限界より少し上の追い込みをレッスンでやってあげることも成長に繋がるので大切だと感じています。家ではやらない追いこみをやってあげることも愛情だと思います。わかりやすく伝えるために筋トレを例にしましたが、決して一緒にトレーニングをやるという意味だけではありません。今日はここまで、と決めず少し先のレベルのことを教えてしまうという意味でもあります。「できないとあきらめないで、できるから!」 といった具合に、です。いろいろな生徒さんを見てきた先生の見立てとしては「できる」という判断なのに 自分の限界を決めてしまうのはとても残念なことですから ときには空気を読まずに前に押し込んであげるのも大切だと思っています。

レッスン(トレーニングの)強度に強弱、メリハリを付けながらレッスンをやっていこうと意識しています。

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