2021年11月29日月曜日

インターバルトレーニング

 わりとガチな練習の話なので疲れていたりプレッシャーを感じてしまう状況にいる人は今日は読まないことをおすすめします。コンディションが良いとき、心がやる気に満ち溢れている・もっとうまくなりたい人向けの投稿です。

さて本題です。

たまに「どのくらい練習するんですか?」と聞かれます。聞いた相手は「練習を10時間したとか、〜時間」という返答を期待してるのではないでしょうか。

もちろん量も大切ですが質はもっと大切だと私は感じます。たとえば3時間という時間があったとしたらぶっ通しでやっているとどこかで雑念が入ってきて「なんとなくやっている」という感じになりがちです。集中力が途切れている状態です。練習場所に入る。30分いや15分、子どもならば10分の集中、その際にどこを練習するのか目的を持ちます。そしたら一度楽器から離れてソファに座り5〜10分は何でもいいので一度離れます。SNSをやったりしてもいいかもしれない。そして脳をリフレッシュしたらまた楽器に向かいます。そしてまた15分なり30分の濃い練習をする。その繰り返しをしていると普通の1〜2時間の練習よりも内容が濃くなっていることに気づきます。インターバル(リフレッシュタイム)を作って繰り返すのです。

そんなリフレッシュタイムに書いているのがこのブログでした。

それではまた!

2021年11月28日日曜日

一つのことを続けられることは才能

 一つのことを続けていくことができるのは才能であり実力です。

順風満帆に全てが進むわけではない、困難にも直面することもあります。

そこを乗り越えて、さらに乗り越えていくことを繰り返すことによって自信がついていきます。度胸がついてきます。

マラソンに似ているかもしれません。私自身も日々学びの連続です。試行錯誤の繰り返しです。

音楽は一生ものとはよく言われたものですが、ずっと続けていかないとしても集中して一つのことに「長く取り組み続けた経験」というものは必ずどこかで生きてくるものだと私は信じています。


2021年11月27日土曜日

練習不足でもレッスンします、寄り添います

 レッスンをしていると生徒さんによって練習をしてくるとき、練習をしてきてないとき、見ているとわかります。教室で学んだことを練習して次の週のレッスンに備えた方が充実感が違うし先生の持っている引き出しをより引き出せるのでそちらの方がおすすめですが、人間ですからいろいろあって練習してこれないことがあります。そういうときにも我々はできるレッスンをします。教室で一緒にマラソンのペースメーカーのように並走してあげるのです。そのときに取り組みながら次へのモチベーションに繋げていきます。この子は練習しないから、無駄だとは思わずにどうか子どもを信じて長い目で見ていっていただけると助かります。短期的な視点ではなく長期的な視点をもってやっていくということです。

2021年11月26日金曜日

楽譜がポストに

 こんばんは。今日は教室はお休み。

代表の私は師匠の中峰先生のレッスン日でした。

今日は夜には荻窪に戻りました。郵便ポストを見るとクリアファイルに楽譜が入っていました。かわいらしいですね。ピアノの大手先生の生徒さん、5年生の子のリクエストです。積極的で自分からどんどん学びにいく姿勢が素晴らしいと思っています。早速私がスキャンしてPDFにしてiPadに取りこみましたので先生は週末に準備をすると思います。またレッスンでよろしくお願いします。


さて、明日はギターコースです。生徒たちは毎回少しずつギターの楽しみがわかってきて意欲的に取り組んでいます。私もその姿勢に応えられるように、またさらにやる気を出してもらえるようにレッスンを工夫してやっていきます。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

2021年11月25日木曜日

指導法のヒント

 私は指導するにあたっていつもアイディアを様々な分野から常に探しています。

音楽を教えるのだから音楽の先生のレッスン法を研究すればよいではないか、と思われがちですが他分野にもヒントがあるし、日々の生活からも得られることがたくさんあると思っています。たとえば人との接し方やコミュニケーションの取り方などは接客を見ていると勉強になります。

他分野から参考になるということで今回は野球の指導方法についてダルビッシュ有選手がツイッターでこのような記事を引用していてなるほどなぁ、と思ったので以下記事をシェアいたします。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e88167058229bbe70a0e7569ddea4cf7e9def5c3


「怒っても野球はうまくならない」

私は中学校と高校は軟式野球をやっていたので思うところがありました。高校時代のエピソードです。あるチームと練習試合をしたとき、私たちのチームの打線が好調で相手チームのピッチャーが打ちこまれました。試合の序盤でそのピッチャーは降板。すると相手チームの監督は罵声を浴びせベンチの裏で顔を数発ビンタしていた。その様子は酷いものでした。試合後私たちのチームの監督は「随分ひどいことをする。君たちにはこういうことは絶対しないからね」と声かけをしてくれました。私たちの監督は人格者で、長い目で見て我々を育ててくれました。打てない私を辛抱強く使ってくれました。そして最後の夏の大会では好機で打つこともできたし、チームの一体感がありました。

音楽の指導でも罵声を浴びせる先生が未だにいるようです。指導というものは我慢と忍耐が必要。観察して観察してやる気になっている瞬間を見逃さない。本人の自覚を促すように、導くように、やっていくことが大切なのです。自らの思い通りにならないからといって罵声を浴びせるのは自らのストレス発散をしているだけだと私は思います。私の師である中峰秀雄先生もそのようにおっしゃってました。指導していただくことからも私はギターの技術や表現のみならず、教育法を学んでいると感じます。

水曜レッスン空き枠

 大手先生のピアノ枠が1つ空きましたのでご報告いたします。水曜18:30〜の1枠です。

来月から無料体験レッスンも可能です。コロナ禍もあり教室に通おうと思っていたけど時期を逃してしまったという方もこの機会にいかがでしょうか。ベテラン講師のピアノ主幹講師大手先生のレッスンは大変ご好評をいただいており月曜日、水曜日ともに空き枠がない状況が続いておりました。保育園幼稚園・小学校低学年などから始めた生徒さんも退会することなく長く続けていただいているのも先生の一人一人に寄り添った丁寧なレッスンにあると思っております。

よろしくお願いいたします。

ピアノ調律・その他

 昨日は午前中から調律のマエストロ渡辺幹雄氏が教室にいらっしゃいました。毎回素晴らしい調律で、当教室のピアノは6〜7年は渡辺さんに調律していただいていますが、調律するたびに音色が洗練され磨かれていくような気がしています。

これで生徒さんたちは気持ちよくレッスンを受けることができると思うと嬉しいです。

レッスンの方は、今日は水曜ピアノでしたが11月をもって18:30枠の生徒さんが教室を退会することになりました。先生なりにその子に合うように力を入れてレッスンをしてきたようでしたが、ご期待に添えなかったようで(お力になれなかったようで)残念です。本人はレッスンの際に一生懸命取り組んでおり先生の見立てでは順調に成長をしているという手ごたえでいたそうです… 親御さんのご判断もありおやめになるとのことでした。短い期間でしたが当教室を選んでくださりレッスンに通ってくださりありがとうございました。経験にムダなことはないと思うので今後あのときピアノをやっていた経験が生きてきたらよいなと思っています。

我々教える側も日々勉強です。何がよくなかったのか、試行錯誤し向き合いながら常により良いレッスン・教室を作っていこうと思っております。

まだまだ至らぬところもあるかとは思いますが生徒さん・親御さんに寄り添った音楽教育の環境を提供していけるように努力してまいります。


2021年11月22日月曜日

コツはある、しかし根性の部分もある

 ギターに関して。

ギター独特の奏法、セーハ、たとえば全弦1〜6弦までを人差し指で押さえて音を出すこと

独学の場合 ここで挫折する人がけっこう多いようです。指が痛くなってしまってうまく弾けない、音が出なくて嫌になってしまうそうです。

これを教えるときにいろいろ培ってきたノウハウ、コツを教えます。たとえば弦に対して左指人差し指をアプローチする角度や力のかけ方や体の使い方などです。

しかしこれらのコツを最終的に体に覚えこませて身につけさせるためにはある程度の忍耐と根性が必要にはなってきます。練習をせずに身につけることはできません。野球でいえば、バッティングフォームを身につけるためには素振り、ティーバッティング、フリーバッティングなど様々な練習をしていくわけでただ頭の中でイメージしているだけでは打てるようにはならないように。コーチが教えてそれを身につけるのは選手であるように。

我々プロが取り組むような高度な技術を要する曲になると人差し指でセーハをしながら他の指を開きながら動かしたり、音がかすれないように、音が繋がるようにやっていくわけですが、左手の握力が疲れてしまってなくなるくらいになることもあります。もちろん休み方もわかっているのでただ根性といっても語弊がないように言うと休みながらの根性なのです。インターバルを置きながら体に覚えこませていきます。すると自然と力がうまく抜けて理想的な状態に仕上がっていきます。

忍耐や根性というのは今の時代には少し聞こえが悪いかもしれません。しかし正しく伝えるならばうまくなりたいならば合理性だけでなく忍耐や根性"も"必要だと言えるでしょう。うまく休みつつ合理性も重視しつつ継続的に練習をしていけば上達します。

2021年11月20日土曜日

振替レッスンピアノ

 こんばんは。

今日は火曜ピアノの振替日で土曜日に市来先生が来ています。今年も早くも残り1ヶ月と少しとなり、来年のレッスン日程や意見交換のため講師で話し合いの時間をもちました。前向きな話ができたと思います。

2021年11月19日金曜日

良いカルチャーショック

 今日は音楽とはまったく関係のないお話。

私が南荻窪に来てから5年以上が過ぎました。私の出身は新大久保で新宿がほんとに近いです。仕事の関係でそちらにも行く機会が多いのですがこの2年間以上続く情勢もあってか、街が(さらにと言ったらいいでしょうか!?)すさんでいるような気がします。新宿区の路上喫煙禁止の表示があっても路上喫煙はなかなか減りません。ポイ捨てられたタバコやテイクアウトで出たプラスチックパックのゴミが道路に散乱しています。街を行き交う人たちもなんだか虚ろな目をしているように思います。そんな新宿区の新大久保にいるとこちらまで心がすさんできてしまうような気がしました。もちろん便利ではあるし良い面はたくさんあるし育った街ですからそれなりの愛着はあります。そんな新大久保からこの南荻窪の教室に来ると街は綺麗だし人が優しい。買い物をしているとお子さんを連れて買い物をしているお母さんを見かけます。お母さんの子どもたちへの声かけなんかが耳に入ってきたりしますね。そうすると周りの人へ気遣いしなきゃだめだよ、みたいなマナーだったりをしっかりそんな場面で教えていたりするんです。場面は変わって商店街の肉屋さんに行けば(そこのコロッケとメンチカツが私は好き 笑)店員さんが笑顔で対応してくれます。近所のみなさんは会えばニコりと会釈を交わす。そんな何気ない光景が私にはほほえましく感じられ、新鮮に思えてくるのです。この南荻窪は素晴らしい街だとあらためて感じる場面が多いです。

教室の生徒さん、親御さん みんな良い方ばかりです。良い環境に良い人たちに囲まれているんだなとふと思ったので投稿しました。

2021年11月18日木曜日

自分の演奏を聞く

 先月の自分の演奏動画を確認。

これは毎回腰の重たくなるようなことだ。良いところもあれば課題も如実に。それは自らの中で向上を目指して取り組むのみだ。

今回の演奏動画を見て感じたのだが弾いているときの表情が嘘をつけない、今の等身大の自分であるということだ。2年間はこのコロナ禍の情勢の中でやってきたこともあり心情がもろに顔に出ているように感じた。そして演奏自体も。過去の平時のときの演奏とはまるで違う。このコロナ禍をなんとか腐らずに乗り切ってきた、そんな少し傷んではいるものの強く逞しくなった自分自身の表情が見てとれた。これからの変化が私は楽しみになった。どんな顔でどんな演奏をしているのだろうか。

音楽とは本当に不思議だ。今の自分が全て演奏に表れるのだ。

今日は教室日記というより演奏家・ギタリストとしての私の話になってしまったが、私の教室のみなさんは昨年の発表会の演奏を聞きなおしてみるのも面白いかもしれません。そのときの気持ちがきっと表現として表れているはずです。

2021年11月12日金曜日

ノート付け

 月曜日、水曜日担当のピアノ先生がいま生徒さんのレッスンノートに記録付けをしています。毎回何をやったのか、次にどういうことをやっていくのかをこまめにつけています。月曜日、水曜日のピアノは生徒さんの空き枠がほぼないような状況なので、なかなか空き時間にノートを付けるというようなこともできなくなっていてレッスンがない日に時間をみつけてipadに入っているたくさんの楽譜を眺めながら記録をして次のレッスンに活かしているようです。

小学校低学年から入った生徒さん(小5年生組)も教室をずっと続けてくれていて来年4月には6年生になります。中学校に入っても続けたいと言ってくださる方もいて嬉しく思います。

明日はギターのレッスン日です。ギターといったら弾き語りをイメージされる方も多いかと思いますが、コロナ禍において声を出して歌わなくてもギター1本でメロディーと伴奏全てが成り立つクラシックギターは楽器を始めるのにおすすめできるのではないかと思います。学校教育においてもどんどん広がっていってもよいのでは!?と思うのは私だけでしょうか。合唱やリコーダー・鍵盤ハーモニカなどが主だと思うのですが、クラシックギターは今の世の中の情勢にはぴったりだと思います。合奏もできるし。実際に現在小学校5年生の男の子が毎回楽しそうにレッスンを受けています。