2020年1月29日水曜日

大橋ピアノ

当教室のレッスン室で今も現役で活躍している
大橋ピアノ 杵淵モデル No,6087
このピアノは平成に入ってからの大橋ピアノです。
何十年も前に当時あった杵淵ピアノに足を運んで購入したピアノです。
杵淵さんは大橋ピアノの名付け親でもあり
その関係は大変深いものであったと言われています。
そのことから特別に厳選された大橋であることは想像がつきます。
経年と不十分なメンテナンスにより(大橋の調律は高度な技術を要する)
だんだんと本来の音色が出なくなって
悩んでいました。
このピアノは寿命とも言われました。

しかし
杵淵ピアノで修行をされたピアノテクノの渡辺調律師とご縁があり
オオハシは本来の輝きを取り戻しました。
いやそれどころかさらに良い音色に現在進行形で磨きあげられています。
低音から高音までよく響き 音色に独特な個性を感じます。
特に低音の響きは重厚でまるでグランドピアノのような感じです。
ピアノ調律一つでピアノは変わるのです。
調律はただ音を合わせるのではないのです。音を作るのです。


当教室の生徒さんたちもその良い響きを聞きながらレッスンを受けています。
良い音は良い感性・音楽性を育てると私は思います。

熟練の職人技術によって蘇った
大橋ピアノ 杵淵モデル NO,6087  Tuned By Mikio Watanabe


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